HLA


HLAとは、ハイドロリック ラッシュ アジャスターの略で油圧で
バルブクリアランスを0に保つ装置です。
バルブクリアランスが0なのでバルブ開閉時の打音もしないし
磨耗等でのクリアランス調整も不要で便利な装置です。
ただ、どうしてもシムで無くオイルで持ち上げている為高回転や高負荷では、
オイルで力の逃げが発生する為追従性が悪くバルブリフト量も少なくなります。
その為エンジンをチューンしていくと要らない装置になります。


今回このHLAを廃止してバルブクリアランスを調整して組み込みます。
当然そうする為には、市販されているキットを使うしか方法は無いでしょうね。

トダレーシング製のラッシュキラーが市販されてるキットでは、メジャーかな?
その他トダレーシングのインナーシムキットも有りますがちょっと高価です。

NBロードスターは、HLAが廃止されアウターシムに変更されていますので、このNB用を流用する方法も有ります。
実はRashouは、MAZDAでNBが発売される前にNB用のタペット&シムを取り寄せて組み込みました!
恐らく自分では、誰よりも早くNAに流用していたと思ってます。(まじ!)
ただNB用パーツリストでは、クリアランスが大きすぎてシムが薄くて間に合いませんでした
これもいろいろ調べてBJ型ファミリアのシムに厚い部品が設定されていたので流用してクリアしましたよ。
(バルブシートをカットするとバルブが上に持ち上がるのでクリアランスが狭くなるのでカットする方法も有ります)
でも今では、皆知ってますよね・・・
NB用タペット流用は純正部品なので入手しやすくアウターシムなので専用工具を使う事で
シム調整交換も簡単にできるので結構お勧め!
現在のRashou号のエンジンには、このNBアウターシムを組み込んでます。

上から純正HLA  TODAラッシュキラー  JAM製? インナーシム


HLA分解



HLAの分解は簡単ですが、クリアランスを測定してシム等を選択し組み込みまた測定する
この作業が本当に大変で時間がかかります。
一回一回カムを脱着してリフターを引き抜きシムを交換してまた組み込んで測定するんです。
バルブリフターをヘッドから外すには磁石が有ると大変便利です!

カムシャフトを外しヘッドからリフターを外します
リフターの裏の出っ張りをプライヤー等でつまんで引き抜きます
引き抜いた中身をさらに引っ張ってばらします。
この状態でラッシュキラー等を組み込んで組付けます。


ヘッドから外したリフター HLA本体をプライヤーで引き抜きます
HLAを完全に分解した状態

今回スペアで持っていたヘッドを加工していますが、
このヘッドにはメーカー不明のインナーシムキットが組み込まれていました。
(一番上の写真の一番下です)
掲示板で親切なIさんから教えてもらった所JAM製の可能性が高くJAMレーシングに問合せ中です。

始めにリフターの高さをデジタルノギスで測定してカムを組み込んでバルブクリアランスを測定しました
目標調整値は、IN0.15 EX0.25です当然EX側熱膨張が大きいのでこの値に設定しました。
クリアランスが大きいと打音が発生しバルブリフト量が少なくなります
逆に少なすぎると熱膨張等でクリアランスが無くなりバルブを押した状態になり圧縮漏れ等で
エンジン不調やパワー不足の原因になります。

測定結果から使えそうな高さのリフターを拾った所IN側は、何とか間に合いますが、
EX側が滅茶苦茶クリアランスが大きく現在のシムでは、全く間に合わない状態です。
後0.2〜0.4mm位厚いシムが必要になりました。
とりあえずヘッドを完成させてエンジンを載せ換える予定なのでこのシムキットで何とか組上げる予定ですが
問題のシムが簡単に手に入れば良いのですが・・・

今回は時間が無くこういう状態で作業が進んでいません


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