キャリパ−加工が完了したのでいよいよ車両に組込みます
必要な工具類はメガネレンチ 12-14mm 14-17mm プラスチックハンマ−
CRC等潤滑材 6角レンチ8mm プライヤ− エア−抜き用に8mmスパナ等です
後はジャッキにリジットラック(馬)ホイルレンチ
取付けに使用した工具類です。右上の容器はねじロック材で
右下の四角いのはオイルスト−ンです。
車両からノ−マルのキャリパ−&キャリパ−サポ−トを外しロ−タ−を外します
ロ−タ−はプラスチックハンマ−で軽く叩くと外れますが錆びついて外れない場合
CRC等を吹き付けて写真のようにM10のボルトをねじ込んでいくと外れます。
キャリパ−ロ−タ−を取外した状態
次にバックプレ−トがそのままの状態だとロ−タ−に当たるので仮にNB用のロ−タ−をセットして
バックプレ−トに当たらないように押し曲げます少し曲げるだけで十分です。
後バックプレ−ト先端部がFCキャリパ−に当たるので先に折り曲げておきます約10mm位でした
プレスラインで折り曲げにくいのでサンダ−やエアソ−で切ってしまった方が楽です。
バックプレ−ト折り曲げ後キットのキャリパ−サポ−トを組付けます。
次にロ−タ−をセットしてFCキャリパ−を固定します
バックプレ−ト先端を折り曲げてキャリパ−サポ−トを組込んだ状態 キャリパ−を固定した状態
取付けが完成したらロ−タ−を回転させてみて異常が無いか確認してください
異常が無ければここで使用するホイ−ルをセットしてみます。
私の場合ここで行き詰まってしまいました。と言うのもキャリパ−にホイ−ルディスクが当たってしまい
ホイ−ルが取付けできませんでした。
予想はしていましたがMK-Vの場合スペ−サ−等では解決できませんでした。
結果ホイ−ルを変更する事になりました。
取りあえずRS8オフセットプラス40に25mmのワイドトレッドスペ−サ−を噛ませて何とかクリア−しました
でもSSRのMKVはとてもお気に入りだったのでちょっと残念です(涙)
ホイ−ルをセットして異常が無ければノ−マルキャリパ−からブレ−キホ−スを取外してFCキャリパ−に
取付けます(もちろんガスケットは新品に交換します)
ブレ-キラインの取付けがおわったらブレ−キパッドを組込んで
エア−抜き作業をします。
エア−抜き作業はこちらを参照
私は嫁にブレ−キの踏み方を教えて2人でエア−抜き作業を行いました。
エア−抜きに便利なグッズを作ってみました
エア−抜きが終わった後漏れが無いか点検してください。
漏れ等異常が無ければ完成です。
ノ−マルとFC用を見比べても解るようにロ−タ−の大きさが全然違います
これでブレ−キ性能はかなり上がりそうです。
NA6CEノ-マルキャリパ− FC3Sキャリパ−加工取付け
写真のように幅が広くホ−イル選択に注意が必要です ホイ−ルが干渉するのでワイドトレッドスペ−サ−を装着
取付けに関する問題点
1. FCキャリパ−は4ポッドで幅が広い為ホイ−ルにスペ−サ−が必要になってきます。
私の場合SSRMK-VのOFF26だったのでこれ以上外側に出せないのとMK−Vの場合
取付け面からリムまでフラットでスペ−サ−で解決できる状態で無かった為ホイ−ルを変更しました。
ホイ−ル取付け面とキャリパ−突出分が約40mmある為ホイ−ル選択に苦労します。
もちろん15インチ以上で無いと取付けできません。
お勧めはFF用のOFF40位に15mm位のワイドトレッドスペ−サ−の組み合わせです。
2. キャリパ−加工が少し困難である程度加工に自信のある人やこの手の職業の方は
問題無いと思いますが一般の方にはちょっと難しいかな?(やる気次第です!)
取付け完了後試乗した感想
1. まず試乗してブレ−キングで感じた事はとにかく効く!と感じました初めはパッドの当たり等や
ロ−タ−温度の関係で効きが悪かったですが、当たりをつけ焼きを入れた後は
純正とは比較にならない位良く止まります。
60km位からカ−ブで減速しようと純正の感覚でブレ−キングするとフロントがロックしてしまいました。
ただフロントが若干強すぎる感じでリヤの強化も必要かなと感じました。(少し落ち着いたら考えます)
サ−キット走行するんだったら絶対お勧め!
2. 雑誌等や回りでキャリパ−を大きくするとマスタ−シリンダ−の容量が足りなくなり
ペダルタッチ等が悪化し扱い難いと言われてますが、
私が乗ってる限りそういう感じはしませんでしたし普通に扱えますよ。
3. 私は、プロジェクトミュ−のHCを使用しましたが、サ−キット用でロ−タ−温度が低い時の効きは
良くありません温まってくるとめちゃ効くのですが、ブレ−キ鳴きが半端でなく(トラックなみ)うるさいので
違うパッドに交換しようと思います。
ちなみにNA6純正時はマツダスピ−ドのBスペック?だったかな一番高いやつを使用していました。